福井県 鷹巣沖・三国沖で楽しむサワラキャスティング

2025年11月11日

サワラキャスティングとは

ここ数年、全国的に注目度が高まっているのがサワラ(鰆)をルアーで狙うキャスティングゲーム

福井県の三国沖は、九頭龍川がもたらす栄養と急深な地形、潮の通りの良さが重なり、ベイトが寄りやすく回遊魚の通り道になりやすい海域です。鳥山やナブラが立つ場面も多く、スピード感あるヒットと水面での派手なバイトが魅力。釣って楽しいのはもちろん、食味の良さも人気を後押ししています。

サワラキャスティングの時期

三国沖でサワラをキャスティングで狙う主なシーズンは年2回。海況とベイト次第で変動はありますが、以下の目安を押さえておけば計画が立てやすくなります。

春シーズン(3月〜5月)

  • 特徴:沿岸寄りにベイトが集まり、表層〜中層のキャスティングがハマりやすい時期。鳥山・ナブラ打ちのチャンスが増え、高速巻きへの反応が良好。ジャークベイトなどのミノーやブレードジグ30~60gを多用。
  • 狙いどき:日較差で状況が変わりやすいので、潮位変化や潮止まり前後のスイッチに注意。

  • ポイントのイメージ:反応が沈む日は深めのレンジを素早くサーチ。風や潮が効く日ほど縦方向の誘いが有効。

秋シーズン(10月〜12月)

  • 特徴:冬を越えた個体が活発化。状況によってはベイトが沈み、中深層の反応が増えるため、キャスティングに加えてバーチカルの攻略が効いてきます。サイズ狙いができるのもこの時期の醍醐味。深場(50~70m)で大型が狙えるので、ジグも重たくなり80g~100gを多用します。
  • 狙いどき:朝マヅメ中心。凪の日や潮目がはっきり出るタイミングは要注目。

  • ポイントのイメージ:潮のヨレや線(潮目)を横切るトレース。ベイト反応の上をスピードで抜く。

 

※シーズンや時合は年によって前後します。ベイトの量・種類、潮目の出方、風など当日の条件を踏まえ、釣り方を切り替えるのが好釣果のコツです。

サワラキャスティングには2つの釣り方

1. ブレードジグやミノー高速巻き(キャストして高速で巻いてくる)

ナブラ打ちや広範囲のサーチに最適な基本戦術。サワラは遊泳力が高く、速い動きに強いリアクションで食うことが多い魚です。

やり方の要点

  • キャスト:鳥の付き・潮目・跳ね・ベイト反応の“ちょい先”へ。

  • カウント:表層〜中層狙いが基本。フォールは短く、すぐ巻き始める。

  • リトリーブ「速すぎるかな?」くらいの一定速で通す→2〜3回のショートジャーク早巻き→一瞬のタメを入れて食わせの間を演出。

  • ヒット後:突っ込みに合わせてドラグでいなす。無理に寄せず、テンションを一定に保つ。

効く状況

  • 鳥山・ボイルが見える

  • ベイトが散っていても、表層反応が残っている

  • 凪〜やや風で、レンジが浅い

よくあるミス

  • 巻きが遅すぎて見切られる

  • ベイトから外れたコース取り

  • 途中でスピードがブレて泳ぎが破綻する


2. ブレードジギング(バーチカルに落として深場を攻める)

ベイトが沈んだ時や風・潮が速い日に強いアプローチ。縦の速い誘い+フラッシングでスイッチを入れ、フォール中のバイトも拾えます。

やり方の要点

  • 投入:反応の上(潮下側にやや出すのも可)へ落とし、ボトム〜中層まで素早く到達。

  • アクション速めのワンピッチジャークショートリフト&フォール。リズムは**「速い:7〜8、止め:2〜3」**くらいの配分を意識。

  • レンジ管理:反応帯を上下10m幅で刻む。無反応なら5〜10回で見切り、船流し直し

  • ヒット後:フックアウト防止に一定テンション。周囲とのオマツリ回避でロッド角度を低めに。

効く状況

  • 反応が中〜深層に固まる

  • 風・潮でキャストの通しが乱れる

  • 夕まずめ〜日中で表層の気配が薄い

よくあるミス

  • フォールを見せすぎてレンジを外す

  • 反応がうすいのに同じ層を引き続けてしまう

  • 着底の把握ミスで時間をロス

オススメ基本タックル

  • リール:4000〜5000番スピニング(ハイギア推奨)

  • ロッド:ボートキャスティングロッドまたはボートシーバスロッドの6ft〜7ft
  • ライン:PE 1.5〜2号+ショックリーダー 25〜35lb

  • フック:貫通力が高いものを。シングル/トレブルは状況で使い分け

  • その他:偏光グラス、プライヤー、予備スナップ、替えフック

※サワラは噛み切りリスクがあるため、ルアーのワイヤーガードや太めの前後フック、破断した時の手返しの速さを意識。掛け数よりキャッチ率を上げるセッティングが鍵。

安全とマナー

ライフジャケットは常時着用しましょう。また、船のデッキ上は特にフック管理とキャスト方向に注意が必要となります。サワラは取り込み時に暴れます。歯も鋭く触れただけで出血する可能性があります。安全にサワラを取り込める準備をお忘れなく。

以下、おすすめのルアーや船屋をご紹介します。

<福井 鷹巣沖・三国沖のオススメ遊漁船>

ー福井県鷹巣沖・三国沖のタイラバ・ジギング・イカメタルはおまかせ!!ー
鷹王丸(たかおうまる)

※サワラキャスティングの時期など詳細は直接船長さんにお問い合わせください。