本格的にシーバスを始める時のオススメスピニングリール!!

2024年5月1日

こんにちは!
フィッシングポイントの村田です!

今回は本格的にシーバスを始める方へ向けたおすすめリールの紹介をさせていただきます。

もう始められている方も、リールの紹介だけでなくなぜその番手やギアがいいのか、自分の考えを書いたので、読んで頂けると嬉しく思います!
おすすめロッドも書いています!ご覧ください
https://fishing-point.jp/staff_blog_/23950.html

それではいってみましょう!

おすすめリール3選

おすすめリールその1

ダイワ 「フリームスLT3000CXH」

ボディやローターにはザイオンVが使われており、軽いだけでなく金属並みの強さを誇ります!もちろん巻き心地も滑らかです。
また、ボディにマグシールドが搭載されるため、ボディ内部への異物の侵入を
防いでくれます。


おすすめリールその2

シマノ 「ナスキーC3000HG」

リーズナブルな価格ながら快適な巻き心地となっています。
コアプロテクト搭載で高い防水性能があるだけでなく、サイレントドライブ搭載により、静粛性と滑らかな回転性を誇ります!HAGANEギア採用でハードな使用にも対応!!

おすすめリールその3


シマノ 「セドナC3000HG」

エントリーモデルの位置づけですが、先程のナスキーや上位機種にも採用のHAGANEギアや、サイレントドライブ採用により、高い耐久性と上質な巻き心地を誇る、クラスを超えた性能のモデルです!

おすすめリールは以上の3機種です!
どのリールもコストパフォーマンスが高く、優れた性能です!
この3機種に共通するのは、コンパクトボディで3000番!そしてハイギヤという点です!

★★それではここからが本番★★

なぜコンパクトボディ・3000番・ハイギアがオススメなのかを
説明させて頂きます。

なぜコンパクトボディがおすすめか?

コンパクトボディとは1サイズ小さいボディが使われています。
つまり、C3000番ならボディは2500番で、スプールは3000番となるのです。
すると自重が軽くなるので扱いやすくなり、感度も上がります
そのためコンパクトボディのモデルがオススメです!

なぜ3000番なのか?
9フィート前後のシーバスロッドが多い中、ちょうどいいサイズの為です。番手が小さすぎたり大きすぎると、ラインがキャスト時にガイドに当たりすぎてしまい、それが抵抗となり飛距離が落ちてしまうためです。
そのため小さい番手を使うなら2500番、大きい番手でショアジギングにも使うなら4000番くらいまでがおすすめです!

なぜハイギアなのか?
ダイワでは、Cの横に記載なしがノーマルギア、HはハイギヤXHはエクストラハイギヤとなっています。

シマノの場合は番手の横に、記載なしがノーマルギアHGはハイギヤXGはエクストラハイギヤとなっています。

ギア比の違いを簡単に説明すると、ノーマル→ハイギヤ→エクストラハイギアの順でハンドル1回転で巻き取れるラインの量が増えるのです。
そのためとっさのバイトでもハイギアやXエクストラハイギヤの利点を活かして素早く糸ふけを取り、フッキングに持ち込めます。

またハイギヤやエクストラハイギヤは、ルアーを速く動かしたいときでも
ノーマルギアよりゆっくり回して動かせるので安定したリトリーブや
ロッドがぶれてルアーの動きを損ねることもありません。

逆にノーマルギアは、ルアーをゆっくり動かしたいときに適しています。
同じ巻きスピードでも巻取り量が少ないためです。
しかし、慣れてしまえばハイギアやエクストラギアでもスローに巻けることと、
上記の利点が大きいと考えているため、ハイギヤもしくはエクストラハイギヤが
おすすめです!

以上の理由からコンパクトボディで3000番のハイギヤやエクストラハイギヤをおすすめさせて頂きました!

最後にまとめ

この記事を書いている2024年5月現在、九頭竜川はサクラマス期間です!
シーバス釣りには入漁券が必ず必要となりますので、ご注意ください!

入漁券について詳しく書いています!
https://fishing-point.jp/event-report/22862.html

また、フィッシングポイントでは年2回シーバス講座というイベントを開催していますので、ご興味ありましたらご参加くださいね。

今回はちょうど6月2日(日)にシーバス講座を開催予定です。詳しくは下の画像をクリックしてくださいね!

ご参加お待ちしています!!

年間イベントについてはこちら
https://fishing-point.jp/event-2024/

ルールを守ってシーバスフィッシングを一緒に楽しみましょう!

フィッシングポイント村田

 

ドリームアップ NEWロッド試投会& オリカラ販売会

2024年5月1日
先日はドリームアップ代表倉本さんと地元フィールドスタッフヤマシさんが駆けつけてくれる中、「ドリームアップ NEWロッド試投会&ドリームシャッド ポイントオリカラ販売会」を開催しました😊
午前中はドリームシャッド当店オリカラを発表!!
『UVピンクブーツ🩷』
サイズは3.5・4.0・5.0inchの3タイプ!ボディはパープルクリアに大粒ラメ入り!さらにUV加工を施しました。
テールはソリッドピンクにグローを効かせてます😊
ねっ!釣れそうでしょ😆😆😆
今シーズンもキジハタやフラットフィッシュを爆釣に導いていってくれるはずです😊
皆さん、この『UVピンクブーツ』をたくさん手に取って頂きありがとうございます!
引き続き店頭、webショップにて購入頂けます✨
そして!いろいろ当たるスピードクジも大盛況!

オリジナルメジャー大当たり🎯

ステッカー当たったよ🩷

倉本代表と熱いロックフィッシュ談義も😁

地元テスターヤマシさんも大人気!!

そして午後からは試投会場の釣り場に移動🚗

2024NEWロッドや定番ロッドたち!!

皆さんお目当てのロッドを実際にキャスト!!

ルアーやワームのアクションも体感出来ました!

倉本代表の寸分違わぬダートスタイルには惚れ惚れしちゃいます🩷

ほんときれいなダートでしたよ😊

これにはキジハタもおもわずパクッとしたくなります😆たぶん・・・🤭

ヤマシさんのキャスト&ダートもキレイでした😍

そしてふわふわアクションも得意です✨メバルを仕留める技はピカイチです👍

参加の皆さんからは、
倉本さんやヤマシさんのリアルレクチャーが
大好評で、
『YouTubeでは分からないことがたくさん知れた😆』
との声を頂きました✨
やはり細かいところが動画ではわからないので、実際に見たり、質問したり、アドバイスをもらったりとしきりに感動されてました。
DD8ワームのダートは最高!!

アタリが!!

足元でアナハゼ🐟

たくさんの皆さんにご参加頂きました😊
『来てよかった❣️』との言葉をたくさん頂きました。
私達にとって、この言葉が1番嬉しいです😆
ありがとうございました♪
そしてお知らせです✨
今年もやります!!
7月6日・7日は、亀島にて『ドリームツアー』を開催!
(ツアーと言っても午前中釣行会です😆)
また当店ホームページにてお知らせします!
こちらもお楽しみに〜🎣✨✨
興味ある方はお気軽にお声掛けくださいね✨
フィッシングポイントオリカラ🩷
ドリームシャッド『UVピンクブーツ』は店頭、オンラインにても発売中!!

春の九頭竜川は稚鮎パターン!

2024年4月11日

こんにちは!フィッシングポイント村田です!

シーバスを狙っていると「バチパターン」というキーワードをよく聞くかと思います。
バチとは海底の泥底に住んでいるゴカイやイソメなどの多毛類の総称です。
普段は泥や砂の中ですが、春になると産卵のために水面に上がってきます。その状況をバチ抜けと呼びます。

このバチを食べるシーバスを狙うのがバチパターンです。

しかし、残念ながら九頭竜川では東京湾や大阪湾程バチパターンは
成立が難しいかと思います。

その代わり、春先の九頭竜川では稚鮎パターンでシーバスを狙います!
九頭竜川ではこちらのパターンがよく成立するため、バチ狙いのシーバスを狙うより魚を手にしやすいかと思います。
今回は、このマイクロベイトパターン(稚鮎パターン)をご紹介します。


マイクロベイトパターン(稚鮎パターン)とは?

稚鮎・ハクなど、小さいベイトを食べているシーバスを狙う釣りです。
(ちなみに稚鮎は主に3月〜5月頃に遡上してきます。)


ポイントの探し方

現場へ足を運んでベイトを探しましょう!
小さいベイトがいるかチェックする方法としては、川の河口付近の堤防沿いや橋脚の上から川岸に小さい魚影がないかを見たり、障害物や流れの脇、ヨレなどに溜まっていないか確認する等があります。
少しでも変化のある場所を探しましょう。ベイトが居なくても、上記のような
ポイントは近くにシーバスがいる可能性が高いです!
※夜間だとライトを照らさないと見えない場合もありますが、いきなり照らすと他の釣り人に迷惑が掛かるので、照らす場合は誰もいないか確認しましょう。

※九頭竜川が初めてで分からないという方はフィッシングポイント村田までお問い合わせ下さい。
駐車場所と自分の実績ポイントをお伝えします。


マイクロベイトパターンにオススメのルアーを3つ紹介

1.ポジドライブガレージのスキニー88S

細身ですが空気抵抗が少ないので10gですがよく飛びます!
シンキングペンシルですが水面下の浅いレンジを引けるので、レンジ・大きさ共に稚鮎パターンにピッタリです!

2.シマノのCOO(クーと読みます)

こちらも7gと軽量ですが、AR-C重心移動によりよく飛びます。
また、バネの力により、重心が戻るため、着水直後から水平姿勢を保ち、素早く立ち上がります。ただ巻きで10~20㎝のレンジをきっちり泳ぐスペシャルルアーです!!

3.MARSのR-32

ナチュラルな微弱ロールとリブから発する水流が魚にアピールします。
ジグヘッドの重さを変えることでレンジを変えられるのも魅力です。

専用フックもあるので、組み合わせると鬼に金棒です!

こちらのルアー等は当店にございます。
気になる方はこちらをご覧ください▼

ポジドライブガレージ スキニー88S

シマノ COO

MARS R-32

MARS 32ヘッド

巻くときのコツ

ナイトゲームなら、キャスト後はルアーがギリギリ泳ぐスピードで巻くのがオススメです。デイゲームでも、ゆっくりめに巻くのがいいかと思います。

理由は、稚鮎はハクより遊泳力が強いですが、稚魚なので強くは泳げません。
そのため増水をきっかけに遡上はしますが、流れの弱いところで休みながら遡上していきます。稚鮎を目視できるなら、動きを観察してそれに合わせましょう。

今回は以上となります!参考になれば幸いです!!

フィッシィングポイント 村田

 

 

みんな知ってる? ダイワ スピニングリールの表記!!

こんにちは!フィッシングポイント村田です!

今回はダイワのスピニングリールでよく見る、FC等の意味について解説していきたいと思います。(2024年2月現在です。これから増えるかもしれません。)

ダイワのイグジストを例として数字毎に説明していきます。

ダイワ スピニングリールの表記

ダイワのスピニングリールを見るとよく以下のような表記を見るかと思います。

分かりにくい部分もあるかと思いますので、解説していきます!

①     ②    ③       ④   ⑤ ⑥ ⑦
イグジスト FC   LT2500 SーC  XHーDH

「イグジスト」というシリーズ名です。

これはわかりやすいですね!

こちらは特殊表記となり、FC・PC・STがあります。それぞれの意味を解説します。

FC=フィネスカスタム

→ライトゲーム用に軽量化を重視したモデルです。
あえてメインギア以外のマグシールドを取っています。

ST=センシティブチューン

→トラウトやバスでの巻き感度を上げるために繊細でダイレクトな巻き心地にカスタムされたモデル。

PC=パワーカスタム

→ボディが1サイズ大きいです。PCLT3000ならボディは4000番で、ローターやスプールが3000番というモデルです。

スプール径を意味しています。数字の前の英語はコンセプトを意味しており、LTとSFの2種類あります。

LT=ライト&タフ

→簡単に説明すると軽くて丈夫というコンセプトです。

SF=スーパーフィネス

→1gに満たないルアーでも快適に扱えるように軽量でコンパクトな設計のカスタムモデルです。

スプールの溝の深さになります。

  • D→深溝です。
  • 無記入→標準となります。
  • S→浅溝です。
  • SS→超浅溝です。
  • SSS→超々浅溝です。

C=コンパクト→1サイズ小さいボディが付いています。
(2024現在はCか無記入のどちらかです。)

例:LT3000が3000番ボディに3000番スプールなのに対して

LT3000‐Cは2500番ボディに3000番スプールが付いています。

こちらはギア比を意味します。
P=パワーギア→4.9以下

無記入=ノーマル→5.0~5.4

H=ハイギヤ→5.5~5.9

XH=エクストラハイギヤ→6.0以上

P~XHの順にハンドル一回転で巻き取り量が多くなります。

こちらは特殊表記となっており、DHとQDの2種類あります。

DH=ダブルハンドル→文字通りのダブルハンドルのタイプに使われます。
エギングに使われるのが多いです。

QD=クイックドラグ→通常ドラグの4/1~2/1の締め込みで瞬時にドラグ調整が可能です。
そのため不意の大物でも安心です!

これで以上となります!
カタログを見る時に意味を知っていると、リールに対してのメーカーの方の
こだわりが感じられて面白いですよ。

ぜひ参考にしてくださいね!

フィッシィングポイント村田

2024 ヤリイカメタル<2月9日>

ずっと天気予報と睨めっこしながら、ここだーっと思い、昨夜はヤリイカメタルに行ってきました♪
茱崎港HOZANの潤船長にお世話になりました✨
今夜はきっと釣れるはず・・・⁉️

みんな内心ワクワクです😆
お天気いいけど、意外と揺れる🫨

そして潮が早いらしく、思っていたポイントは行けず💦
今日初投入の鉛スッテのセレクトは!
直感で赤白!!(ほんとにビビっときたカラー✨)
もっともらしく言えば…😄
今宵は新月なので、明るく光る白を選びました😁
そしてロッドは、
シマノ セフィアエクスチューンのウキウキトップを使用!!
私はヤリイカの時は迷わず持っていく一本です👍
ヤリイカの繊細なタッチはこのウキウキトップが最高だと思っています😊
そして1投目投入!!
ボトム着いて、フワッと持ち上げた時にスッテの重み➕さらに重みが乗った
違和感を感じたので、即アワセ!!
やっぱりイカおる🦑🦑🦑
うわぁ〜!!ヤリイカヒット😍
そこからは7連チャンヒット!!
なんだか調子いいんじゃない🎵

今日は赤白がダントツ!!(私は)

ボトム着底から、1mずつくらい軽くシャクリ上げながら止める。アタリを待つ。

その繰り返しをボトムから約5mくらいまでの間をソフトにシャクリます。

想像するに、その層にはヤリイカがまあまあの数がいたように感じました。隣で釣っていた大塚さんも好調!!

皆さんも釣りあげてます!

ダブルヒットも!!

おおお、今日はいい日だ✨

と思いきや、アタリが遠のきだんだん失速🤣

それから流れが変わります!

前半はアタラナ〜イ!!と背後で釣っていたオチャキさん!

いろんなシャクリのパターンを持っていていつも竿頭を持っていくオチャキさんです。

潮の流れが変わってから、怒涛の連発!!

潮が早くなったので、遠目にキャストして着底した時に仕掛けが立つようにして釣っていたらアタリが多発したそうです。
そしてキャストすることで、うまくアタリの明暗を通してそこで誘うとイカはしっかり反応してくれたそうです!
さすがオチャキさん!
こうやってコロコロ状況が変わる中パターンをいち早く見つけられると
数が伸ばせますね!
ほんと、イカメタルはゲーム性があって
楽しいです🥰
これだから極寒でも行っちゃいますね!
本日のトップ!!
藤田さん!!28ハイ✨

お見事でした👏

そして!コリコリ食感のヤリイカ🦑

食べるのも楽しみ😋
やっぱりお刺身!!

イカって美味しい〜😋

またお天気みながら、行こうと思います🎵

本格的にシーバスを始めたい方におすすめのシーバスロッド

こんにちは!
フィッシングポイントの村田です!

今回は九頭竜川シーバスを本格的に始めるのにオススメなロッドを3つ紹介したいと思います。

フィッシングポイントにもありますので、気になった方は店頭で触れてみて下さいね!

それではいってみましょう!

1.「ダイワ シーバスハンターX 90ML」

おすすめする理由

長さは9フィートとフィールドを問わず扱いやすい長さで、背負えるルアーも7~35gまで快適に扱えます。

7~35gというと小型から軽めのビッグベイトまで背負えるので、春夏秋冬対応できるのも魅力です。


参考画像ですが、このルアー全てに対応しています。

↓↓過去にバイブレーションについて書いたので、良かったら読んでくださいね!
https://fishing-point.jp/fukui-fishing/21915.html

また、ダイワ シーバスハンターX 90MLには高品質なHVFカーボンが使われており、1ランク下のシーバスフラットXの同番手より感度が良く反発力があり、よりロングキャストが可能なのでおすすめです。

 

2.「シマノ ディアルーナ S96M」

おすすめする理由
9.6フィートとロングロッドの為、ロングキャストが簡単に可能です!

そして1番の特徴はグリップがモノコックとなっており、軽量化だけでなく
上位機種並みの高感度を誇ります。

一度使うと手放せない魅力を秘めているモデルがディアルーナです!

3.「ヤマガブランクス アーリー フォーシーバス 93M」

おすすめする理由
長さは9.3フィートと取り回しやすい長さで、狭い場所でのキャストも楽々こなします!
魚が掛かると竿先が素直に入り、驚異のバットパワーで魚を寄せることが可能です。
素直なテーパーと高品質なカーボンにより、非常に投げやすく、驚異の感度を誇ります!

以上3点のロッドを紹介しました。
ご参考になりましたでしょうか?

 

最後に…
これから本格的にシーバスを始めませんか?

ロッド購入でお悩みの際には、お気軽にお声掛けください。
当店ではお客様のスタイルに合った1本をご提案させていただきます。

またフィッシングポイントでは年2回シーバス講座というイベントを開催していますので、ご興味ありましたらご参加くださいね。
シーバスフィッシングを一緒に楽しみましょう!

次はおすすめリールについて書いてみようと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

フィッシングポイント 村田

冬こそリールをリフレッシュ!!リールのオーバーホールについて

福井県の冬は気温が低く北西の風が強い日が続くことが多いので、なかなか釣りに行けるタイミングがないですよね。
そんな冬の間は一年間、酷使してきたリールをメーカーに預けてオーバーホールしてもらうのがオススメです。

みなさんは年に一度はオーバーホールに出していますか?
それではオーバーホールについてご説明していきます。

リールのオーバーホールとは?

リール内部は精密な機械なので、パーツの消耗によって少しずつ劣化していきます。そしてパーツの消耗、劣化が原因でお気に入りのリールに不具合が生じます。
そうならないようにメーカーに預けて、リールをリフレッシュしてもらうのがオーバーホールです。

メーカーで行われるオーバーホールのざっくりとした工程

まずは、リールを完全に分解します。

次に、各パーツをキレイに洗浄します。
古い油や汚れが落ちると気持ちがいいですね。



最後に各パーツをグリスアップしてから組み立てて完了です。

と、オーバーホールの流れはこのようなイメージです。
(*写真はイメージ画像です)

オーバーホールすることで、もちろん新品になるわけではないですが、
新品に近い状態になるため快適かつ末永く使えますよ!


と、ここで!

自分でオーバーホールがしたくなった方もおられるかもしれませんが・・・

ダイワの場合、ほとんどのリールはマグシールド搭載(磁気流体による防水機構)により、メンテナンスフリーとなっておりますので、
不具合が出た時や、
定期的なオーバーホールはメーカーに依頼するのをお勧めします。
またラインローラーにオイルを挿すなどの基本メンテナンスは説明書を見て行いましょう。

シマノもダイワ同様、回転の滑らかさを生み出すために、精密かつ精巧に作られています。
また防水機構もしっかり精密になっていますので個人でのオーバーホールは避けましょう。

どちらのメーカーもアフターサービスでのオーバーホールを推奨しています。

それでは、簡単にオーバーホールの出し方についてお話します。

オーバーホールに出す流れについて

  1. 店頭に持ち込み、オーバーホールの趣旨を伝えます
  2. 修理依頼用紙に名前などを書き、リールをお店に預けます
  3. 店頭スタッフがメーカーへ発送します
  4. メーカー技術者がオーバーホールを行い、お店へ発送します
  5. 到着後に店頭スタッフは、お客様にオーバーホール完了の連絡を行います
  6. 店頭で料金を支払います

という流れとなっています。

大切なリールだからこそ、メーカーで年に1度はオーバーホールしてもらいましょう。

そして、
「でも、料金っていくらかかるの?」というご質問も多いので
ダイワとシマノの料金を紹介させて頂きます。

メーカーのオーバーホール料金

ダイワ

ダイワには3つのコース(スタンダードコース・プライムコース・おまかせコース)があります。一つずつ紹介していきます。

※パーツ交換が必要な場合は、こちらの価格にパーツ代が加算されます。

スタンダードコース

各部の清掃やグリスアップ等を行うコース

  • スピニングリールのスタンダードコース→3,850円(税込)
  • 両軸リールのスタンダードコース→3,630円(税込)
  • 電動リールのスタンダードコース→4,950円(税込)

プライムコース

不具合を直しつつ各部の清掃やグリスアップを行うコース

  • スピニングリールのプライムコース→4,400円(税込)
  • 両軸リールのプライムコース→4,180円(税込)
  • 電動リールのプライムコース→5,500円(税込)

おまかせコース

SLP(ダイワのアフターサービス)技術者がリールの状態を見て、最適なコースを選択するコースです。(当店では、こちらを選択される方が多いです。)

ダイワはSLP会員というのがあります。
こちらに登録すると、オーバーホール手数料20%OFF等のお得なクーポンも発行されます。ダイワのリールユーザー様には、お得なシステムです。

登録方法が分からない方や不安な方は、
フィッシングポイントのスタッフに申しつけください。

シマノ

シマノのオーバーホールには3つのコース(フルメンテナンスコース・スタンダードコース・スプールオーバーホール)があります。一つずつ紹介していきます。

※パーツ交換が必要な場合は、こちらの価格にパーツ代が加算されます。

スタンダードコース

各部の清掃やグリスアップ等を行うコース

  • スピニングリールのスタンダードコース→3,960円
  • 両軸リールのスタンダードコース→3,630円
  • 電動リールのスタンダードコース→4,950円

フルメンテナンスコース

不具合を直しつつ各部の清掃やグリスアップを行うコース

  • スピニングリールのフルメンテナンスコース→4,510円
  • 両軸リールのフルメンテナンスコース→4,180円
  • 電動リールのフルメンテナンスコース→5,500円
    (ワカサギ・レイクマスターシリーズ→3,410円)

スプールオーバーホール

ドラグがおかしいと感じた時にスプールのみをオーバーホールするコース

  • スプールオーバーホール→1,760円

オーバーホールでよくある質問

  • 「いつ頃戻ってくるのだろう?」
  • 「お店の人から言われた上限金額って?」
  • 「どのコースが自分のリールに合うの?」と言う質問です。

一つずつ解説していきます。(*ダイワもシマノも基本は同じです。)

「いつ頃戻ってくるのだろう?」

→基本は各メーカーに到着してから約2~3週間です。お盆や正月等、長期休暇を挟む場合は約1ヶ月くらいかかります。

「店の人から言われた上限金額って?」

→この金額ならお金を出してもいいという金額です。それでは、シマノでオーバーホールを依頼する流れに沿って説明していきます。(ダイワも同じです)

上限金額について

上限金額内にオーバーホール料金が収まっている場合

調子がおかしいことを伝えてオーバーホールに出し、上限金額を5,000円にするとします。すると、パーツ交換が必要だったものの、オーバーホールの料金は4,800円だったとします。

この場合は、上限金額内に料金が収まっているので修理されて戻ってきます。

上限金額よりオーバーホール料金が上まった場合

上限金額を5,000円と設定していたが、オーバーホールの料金が10,000円だった場合はメーカーから見積書が発行されます。どこが悪くてなぜこの金額なのかが分かる書類です。

見積もりが到着したらフィッシングポイントのスタッフがお客様へ見積金額を伝えます。そのまま修理を依頼すると、リールは修理されて戻ってくるので10,000円の修理代をお店で払ってオーバーホール完了となります。

値段が思ったより高いとのことで断った場合

シマノは550円、ダイワは1,100円の見積書代がかかります。

見積書代とは、どこが悪いか判断の為、リールを完全分解して判断されます。
そのため断った場合は、その手数料がかかります。

そしてリールは修理されずに戻ってきます。

上限金額を書かなかった場合

シマノのスピニングリールは16,500円以上、電動リールは22,000円以上、両軸リールは16,500以上は自動的に見積書が発行されますが、この値段内なら修理されて戻ってきます。

ダイワの各リールは、上限金額無の場合、そのまま修理されて戻ってきます。
つまり、修理内容によってはメーカー価格に近い値段になる場合もあり、店頭に並んでいる価格を上回る事もあるのです。

そのため上限金額を設定することをオススメします。

どのコースが自分に合うかわからない場合でもご安心ください。

オーバーホールに出すと、メーカーの技術者の方が最適なコースを選択してくれるのでご安心ください。

シマノのスピニングリールを例に挙げて説明します。

例えば、巻き心地が悪いため、より細かくメンテをするプライムコースで出したとします。

ところが、軽い清掃で直る症状であった場合、プライムコースからスタンダードコースに変更され費用の負担が少なくなるのです。

また、予期せぬ異常が発見された場合でも上限金額内であればパーツ交換されて戻ってきます。

上限以上であれば見積書が発行され、修理するかを選択できる仕組みになっているため安心です。

 

それでは最後に

  • 「オーバーホールに出したいけど、買ったお店じゃないからなぁ。」
  • 「オンラインショップで買ったけどいいのかなぁ。」

という質問を受けることもありますが大丈夫です。

当店だけでなく、他店(通販含む)購入品であってもオーバーホールや修理の
ご相談を受け付けております。
(*ただし、初期不良によるクレームや初期不良による持ち込みは購入したお店でお願いします。)

オーバーホールのご依頼・ご相談はフィッシングポイントにて承っております。

有限会社フィッシングポイント
福井市八ツ島町31-601
TEL:0776-24-5005
URL:https://fishing-point.jp/

それでは、リールをリフレッシュして釣りを楽しみましょう!!