春の九頭竜川は稚鮎パターン!

2024年4月11日

こんにちは!フィッシングポイント村田です!

シーバスを狙っていると「バチパターン」というキーワードをよく聞くかと思います。
バチとは海底の泥底に住んでいるゴカイやイソメなどの多毛類の総称です。
普段は泥や砂の中ですが、春になると産卵のために水面に上がってきます。その状況をバチ抜けと呼びます。

このバチを食べるシーバスを狙うのがバチパターンです。

しかし、残念ながら九頭竜川では東京湾や大阪湾程バチパターンは
成立が難しいかと思います。

その代わり、春先の九頭竜川では稚鮎パターンでシーバスを狙います!
九頭竜川ではこちらのパターンがよく成立するため、バチ狙いのシーバスを狙うより魚を手にしやすいかと思います。
今回は、このマイクロベイトパターン(稚鮎パターン)をご紹介します。


マイクロベイトパターン(稚鮎パターン)とは?

稚鮎・ハクなど、小さいベイトを食べているシーバスを狙う釣りです。
(ちなみに稚鮎は主に3月〜5月頃に遡上してきます。)


ポイントの探し方

現場へ足を運んでベイトを探しましょう!
小さいベイトがいるかチェックする方法としては、川の河口付近の堤防沿いや橋脚の上から川岸に小さい魚影がないかを見たり、障害物や流れの脇、ヨレなどに溜まっていないか確認する等があります。
少しでも変化のある場所を探しましょう。ベイトが居なくても、上記のような
ポイントは近くにシーバスがいる可能性が高いです!
※夜間だとライトを照らさないと見えない場合もありますが、いきなり照らすと他の釣り人に迷惑が掛かるので、照らす場合は誰もいないか確認しましょう。

※九頭竜川が初めてで分からないという方はフィッシングポイント村田までお問い合わせ下さい。
駐車場所と自分の実績ポイントをお伝えします。


マイクロベイトパターンにオススメのルアーを3つ紹介

1.ポジドライブガレージのスキニー88S

細身ですが空気抵抗が少ないので10gですがよく飛びます!
シンキングペンシルですが水面下の浅いレンジを引けるので、レンジ・大きさ共に稚鮎パターンにピッタリです!

2.シマノのCOO(クーと読みます)

こちらも7gと軽量ですが、AR-C重心移動によりよく飛びます。
また、バネの力により、重心が戻るため、着水直後から水平姿勢を保ち、素早く立ち上がります。ただ巻きで10~20㎝のレンジをきっちり泳ぐスペシャルルアーです!!

3.MARSのR-32

ナチュラルな微弱ロールとリブから発する水流が魚にアピールします。
ジグヘッドの重さを変えることでレンジを変えられるのも魅力です。

専用フックもあるので、組み合わせると鬼に金棒です!

こちらのルアー等は当店にございます。
気になる方はこちらをご覧ください▼

ポジドライブガレージ スキニー88S

シマノ COO

MARS R-32

MARS 32ヘッド

巻くときのコツ

ナイトゲームなら、キャスト後はルアーがギリギリ泳ぐスピードで巻くのがオススメです。デイゲームでも、ゆっくりめに巻くのがいいかと思います。

理由は、稚鮎はハクより遊泳力が強いですが、稚魚なので強くは泳げません。
そのため増水をきっかけに遡上はしますが、流れの弱いところで休みながら遡上していきます。稚鮎を目視できるなら、動きを観察してそれに合わせましょう。

今回は以上となります!参考になれば幸いです!!

フィッシィングポイント 村田